ケアマネージャーになる方法



ケアマネジャーとは

正式には「介護支援専門員」といい、「ケアマネージャー」は通称。
都道府県知事から資格が与えられる公的資格ですが、国家資格ではありません

介護保険制度が始まり、社会的に知名度が高くなりました。
介護報酬が介護保険制度に基づいている以上、
介護サービスの内容を決めるケアマネジャーも、求人が多くなっています。

看護士、福祉士のステップアップの場として注目されています。


ケアマネージャーの仕事

介護サービスを「ケアマネジメント」という新しい手法によって、
介護を受ける高齢者に効率的・効果的に提供します。

具体的には、高齢者の意向や状況を考慮に入れ、ケアプランを作成します。

1.要介護認定のための訪問調査
2.ケアプランの作成
3.課題分析とケアプラン原案作成
4.サービスの提供とモニタリング
5.給付管理業務


ケアマネジャーになるには


1.(医療・福祉系の資格(医師・看護士免許や介護福祉士など)を取得し、
 その資格の関連業務5年以上の経験者か、介護関係施設での
 5年以上の業務経験
を満たす

2.介護支援専門員実務研修受講試験を受験し、合格する。

3.各都道府県で実施される介護支援専門員実務研修を受講・修了する

4.ケアマネジャー(介護支援専門員)になる。


5.ケアマネジャー資格は5年毎の更新制
 更新には所定の研修を受ける必要がある。


ケアマネージャーの就職先

・居宅介護支援事業所
・在宅介護支援センター
・介護保険施設
・グループホーム
・有料老人ホーム
  など

ケアマネージャーの収入

ケアマネージャーの報酬は「ケアプラン作成報酬」であり、
介護保険制度により、1件あたり月10,000~15,000円となっています。
そのため、看護師、社会福祉士、介護福祉士などと兼業する方が多いようです。


ケアマネージャーのステップアップ

ケアマネージャーの実務経験5年以上になると、専門員研修を修了することで
主任ケアマネージャー」の資格を取得できます。


主任ケアマネージャーの業務は、
・介護が必要な方のケアプランを作成する際のサービスの調整や内容の管理
・新人ケアマネージャーの指導・育成など






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