看護師・準看護師になる方法
看護師とは
医療、保健、福祉などの場において
- 医師等が患者を診療する際の補助
- 病気や障害を持つ人々の日常生活における援助
- 疾病の予防や健康の維持増進を目的とした教育
などを行う。
医師、歯科医師、看護師・准看護師以外の者が「看護」を行うことは禁止されている。
慢性的に人手不足の職種でもあり、それに伴い、
2010年度の看護師の平均年収は469万円と高い。
看護師の資格をとるには
1.看護高等学校(看護科、専攻科の5年間)、看護専門学校、看護短大、大学(看護学部・医学部保健学科など)を卒業すると看護師国家試験の受験資格が得られる。
2.国家試験を受験し、合格する。
3.申請により厚生労働大臣から看護師免許が交付される
4.看護師になる。
准看護師とは
もともとは、戦後の看護師不足に対応するための暫定措置であった。しかし、近年は準看護士にも看護士同様のスキル・職務がもとめられていることから、
日本看護協会は、准看護師制度の廃止を希望している。
・准看護師は知事免許であり国家免許ではない
・看護業務を医師、歯科医師または看護師の指示を受けて行なう
・それ以外の職務内容等については特に看護師との違いや規制はない
そのため准看護師が看護師とほぼ同様に看護業務を行っていながら、
給与等に違いが生じているという実態がある。
准看護師の資格を取るには
1.准看護師学校(准看護師養成所)あるいは看護高等学校を卒業すると、都道府県知事試験の受験資格が与えられる
2.知事試験に合格すると都道府県知事から准看護師の免許が交付される。
看護師の就職とその後
病院などの医療機関に勤務することがほとんど。
その後は、
実地のキャリアと継続的な卒後教育を経て、
・認定看護師、専門看護師といった専門分野に関する認定を受ける。
・保健師、助産師など関連資格を取得する。
・看護管理者や訪問看護師、看護教員、看護研究者などになる。
といったさまざまなキャリアパスがある。
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